ジャーファーメンター

我が国で初めて、小型の攪拌装置を作りそれにミニジャーと名付けました。 好気性微生物の培養に用いられる通気攪拌培養装置を一般にジャーファーメンターといいます。
通気装置、攪拌装置、温度調節機構から構成され1L~10Lをミニジャー、100L以上の容積のものをタンクと呼んでいます。工業生産の基礎データ―を得る目的に使われます。モーターからの動力を攪拌軸に直接伝えるものと、磁石を使い間接的に動力を伝えるものと、大きく分けて二種類の構造があります。特にミニジャーは当社が独自に開発した製品で、初期のスターラー攪拌から上部直接駆動へと改良を重ねて今日に至っています。

ミニジャーファーメンター DD(ジャケット式)

モデル名 説明
ACD-2/ACD-3/ACD-5/ACD-7/ACD-10/ACD-15/ACD-20 ジャー容量 1.8L・3L・5L・7L・10L・15L・20L

ミニジャーファーメンター DD(乾熱式、温水循環式)

モデル名 説明
MB-C2/MB-C3/MB-C5/MB-C7/MB-C10/MB-C15/MB-C20 ジャー容量 1.8L・3L・5L・7L・10L・15L・20L

ミニジャーファーメンター DD(高温度培養用)

モデル名 説明
ACDH-2/ACDH-3/ACDH-5/ACDH-7/ACDH-10/ACDH-15/ACDH-20 ジャー容量 1.8L・3L・5L・7L・10L・15L・20L

ミニジャーファーメンター MD(温水循環式)

モデル名 説明
MAT2/MAT3/MAT5/MAT7/MAT10 ジャー容量 1.8L・3L・5L・7L・10L・15L

ミニジャーファーメンター MD

モデル名 説明
MAO-2/MAO-3/MAO-5/MAO-7/MAO-10 ジャー容量 1.8L・3L・5L・7L・10L・15L

植物細胞培養兼用型ジャーファーメンター

植物培養を目的とした光照射型と、微生物培養を目的とした2種類の機能を備えたジャーファーメンターです。
従来のジャーファーメンターは、微生物培養と植物培養を分離されたものと考えて制作されましたが、当社は1機種にて付属品をセットするだけで可能にしました。
また本気は蒸気滅菌から培養槽洗浄まで行えるように設計してあります。(洗浄に関しては培養物により手動部分もあります。)

モデル名 説明
PLJ-30/PLJ-50/PLJ-80/PLJ-100/PLJ-300 ジャー容量 30L・50L・80L・100L・300L

中型ジャーファーメンター

SJシリーズはBMCタイプファーメンターを更にスケールアップしたパイロットプラント及び小規模生産に適した培養装置です。

最大特長
☆ジャケット式培養槽の全容量は、20,30,50, 100,200,300,400,500,1000Lと 9種類あります。
☆撹拌機構は、上部又は下部メカニカルカップリング方式。
☆行程自動化プログラムコントローラーにより滅菌、サンプ リング、送液、 洗浄等の操作を自動化。
☆制御システムはモジュールタイプとバイオコントローラーの2種類。
☆バイオコントローラーで全ての増殖パラメーターを精密に制御、更に上位 コンピューターと通信可能。
☆自動サンプリングシステムと組合せて終夜、休日のサンプリングの省力化。

モデル名 説明
SJ-20/SJ-30/SJ-50/SJ-70/SJ-90 ジャー容量 20L・30L・50L・70L ・90L
培養機とは?
培養機は、微生物、他細胞生物の細胞や組織の一部を培養するために使用するための機械である。種類には、大きく培養機、振とう培養機(振盪培養機)、インキュベーター、ジャーファーメンターなどがあり。
詳細な分類では、次のようなものがある。低温培養機、高温培養機、恒温培養機、インキュベーターでは、CO2インキュベーター、ガスインキュベーター、ジャーファーメンターでは、ジャーファーメンターなどが存在している。
培養機内で、培養に使用する器も様々なものに対応しており、試験管、三角フラスコ、特殊容器などで培養を行うことができる。
培養温度では、一般的な細胞、微生物の培養に用いられる28度〜40度が通常であり(恒温振とう培養機)、100度前後の高温菌の培養などに用いられる。(高温振とう培養機)
培養機の中で、好気性の微生物、細胞を培養する際に内容物を振る動作をするものを、振とう培養機、振とう機、振とう培養機、シェーカーという。 機械的な動作をしないもので小型のモノでは、培養器と書かれることもある。
サンキ精機では、日本ではじめて振とう培養機を開発した、いわしやから技術・ブランドを引継ぎ、各種機器の開発を行っております。
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